ネズミが住みにくい環境づくり2022年12月28日
一度住み着いたネズミが自然にその場からいなくなることはほとんどありません。
そのため、ネズミが好む場所や生息に必要なモノなどを知り、それを排除することでネズミが住みにくい環境をつくり、ネズミを寄せ付けないようにしましょう。
1.ネズミがいるのはどんな場所?ネズミによる害は?
ネズミはどんな場所を好むのか?またどんな場所で発生するのか?
ネズミの生態を知り対策を考えましょう。
1-1.ネズミが好む場所
ネズミは寒さを嫌い、暖かい場所を好みます。屋内にネズミが住み着くのは、食べ物の調達だけでなく居住地としても最適な環境が整っているからといえます。
ネズミによって巣を作る場所は違います。クマネズミは布や布団の綿を好むため、押し入れや古いタオルなどが置いてあるような場所を巣にします。またハツカネズミはダンボールや新聞紙を巣にする傾向があるので、物置や倉庫を好む傾向にあります。
ネズミによって巣を作る場所は違います。クマネズミは布や布団の綿を好むため、押し入れや古いタオルなどが置いてあるような場所を巣にします。またハツカネズミはダンボールや新聞紙を巣にする傾向があるので、物置や倉庫を好む傾向にあります。
1-2.ネズミの持つ病原菌
ネズミはさまざまな菌を保有しています。特にネズミの糞尿に含まれるサルモネラ菌は、人の手や食べ物などを介して口の中に入ることで感染症を引き起こします。
サルモネラ菌による食中毒は下痢や嘔吐を繰り返し、年配者や幼児は重症化して命に関わることもあります。
2.ネズミの住みにくい環境をつくる
ネズミが住みにくい場所とは、エサがなく、巣を作る材料に乏しく、移動がしにくい場所です。また、逃げ場がなく、外敵がいるような場所や寒い場所もネズミの住みにくい環境といえます。
2-1.キレイで清潔な環境にはネズミは寄り付かない
清潔でキレイな場所は、エサの調達が難しく、巣を作るための材料もないため、ネズミにとって生活するには都合の悪い場所です。整理整頓されたキレイな家にはネズミが住み着きにくい傾向があります。
2-2.ネズミの寄せ付けない環境にするには
- 生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れる
- 食品を出したままにしない
- 使った食器はすぐに洗う
- 巣の材料を処分する(新聞紙・段ボール箱・割り箸・ティッシュペーパー・タオルなど)
- 衣類やシーツはケースに収納する
- 部屋はいつも整理整頓する。家の中だけでなく、外周りもきれいに
- ストーブや暖房をつけっぱなしにしない
3.ネコを飼っていればネズミがいなくなる?
ネズミの天敵といえばまっさきに思い浮かぶのがネコだと思いますが、ネコを飼っていればネズミがいなくなるというわけではありません。
実際にネコを飼っているにも関わらずネズミの被害に悩まされているお客様も少なくはありません。近年のネコは室内で飼われ自分で餌を取る必要がないので、捕獲能力がそれほど高くないといわれているからです。
実際にネコを飼っているにも関わらずネズミの被害に悩まされているお客様も少なくはありません。近年のネコは室内で飼われ自分で餌を取る必要がないので、捕獲能力がそれほど高くないといわれているからです。
4.それでもネズミが住み着いてしまったら
ネズミが住み着いた初期段階であれば、自力で市販のネズミ駆除グッズを使って捕獲したり、追い払ったりすることで被害を最小限に抑えることができます。
通販で手に入るネズミ駆除グッズのおすすめ商品をランキング形式でご紹介しておりますので、ご参考にされてください。