ハチに刺されたときの対処法(ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチ)2024年5月22日
緑豊かな公園や登山道など、自然の中で過ごす機会が増えると同時に、ハチに刺されるリスクも高くなります。ハチは種類によって毒性が異なるため、適切な対処法を理解しておくことが大切です。この記事では、「ミツバチ」「アシナガバチ」「スズメバチ」の3種類のハチに刺された場合の対処法を、それぞれの特徴と併せて詳しく説明します。
1.それぞれのハチの特徴と症状
1-1.ミツバチ
特徴:黒色の体に黄褐色の縞模様がある。比較的おとなしい性格で、巣を攻撃されない限りは刺さない。
症状:刺された場所は腫れと痛みを感じる。まれにアナフィラキシー反応を起こす場合もある。
1-2.アシナガバチ
特徴:細長い体と長い足を持つ。攻撃性が高く、巣の近くを通りかかっただけでも刺されることがある。
症状:ミツバチよりも強い痛みと腫れを感じる。場合によっては、吐き気や嘔吐などの症状が現れることもある。
1-3.スズメバチ
特徴:体色に赤褐色と黒色があり、腹部が太い。非常に攻撃性が高く、毒性が強い。
症状:激痛と強い腫れが現れる。場合によっては、アナフィラキシーショックを起こし、命に関わることもある。
2.共通の対処法
2.1 落ち着いてその場を離れる
ハチに刺されたら、慌てずに静かにその場を離れましょう。興奮するとハチが仲間を呼び寄せ、さらに攻撃される可能性があります。走ったり手を振り回したりするのは避けましょう。20メートル以上離れることができれば理想ですが、状況を見ながら安全な距離まで離れましょう。
2-2.針を抜く
注意点
・指で針をつまんで抜かない
・針がうまく抜けない場合は、無理に抜かない
・安静にして、体を冷やす
2-3.傷口を洗う
・石鹸を使い、指で優しく洗い流します。
・消毒液で患部を消毒します。
注意点
・熱いお湯を使わない
・傷口をこすらない
・消毒液を直接傷口にかけない
2-4.冷やす
患部を冷湿布や保冷剤で冷やします。腫れを抑える効果があります。保冷剤で冷やす場合はタオルで包んで冷やします。1回20分ほど冷やし、その後は30分ほど休憩を挟み、再び冷やすようにします。
2-5.抗ヒスタミン薬を服用する
注意点
・服用前に医師または薬剤師に相談する
・用法・用量を守って服用する
・副作用が出たら服用を中止する
(医師または薬剤師に相談する)
3.ハチの種類による個別対処法
3-1.ミツバチ
針は毒袋と一緒に抜けやすいので、無理に抜かなくても構いません。
毒針が皮膚に残っている場合は、24時間以内に医療機関を受診しましょう。
3-2.アシナガバチ
強い痛みがある場合は、医療機関を受診しましょう。
刺された場所が口の中や目などの場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。
3-3.スズメバチ
スズメバチに刺された場合は、直ちに救急車を呼ぶか、医療機関を受診しましょう。アナフィラキシーショックを起こす可能性が高いため、一刻の猶予もありません。
4.まとめ
ハチに刺された場合は、適切な対処をすることが重要です。症状によっては命に関わることもあるため、すぐに医療機関を受診することが大切です。また、ハチに刺されないよう、以下の点に注意しましょう。
1.ハチが活発になる時間帯を避ける: ハチは、朝晩や曇りの日などに活発になります。
2.ハチの巣に近づかない: ハチの巣を見つけたら、近づかずに静かにその場を離れます。
3.香水や整髪料を控える: ハチは、強い香りに惹かれることがあります。
4.明るい色の服を着る: ハチは、白より黒を攻撃しやすいと言われています。
(ただし白色ならハチに刺されないというわけではありません。)
ハチは自然界に共存する存在です。ハチの生態を知ることで、刺されるリスクを減らすことができます。もしハチに刺されてしまったら、慌てずに適切な対処をすることで、症状を悪化させることなく回復することができます。この記事が、ハチに刺されたときの対処法の参考になれば幸いです。
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