
室内侵入!冬に増える害虫の特徴と対策2025年2月27日


寒い冬、暖房の効いた暖かい室内は、私たち人間だけでなく、害虫たちにとっても快適な空間です。しかし、害虫の侵入は、私たちの健康や快適な生活を脅かすだけでなく、家屋への被害にもつながる可能性があります。そこで今回は、冬に室内でよく見かける害虫の特徴と対策について、5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
1.冬に害虫が増える理由〈害虫たちの冬支度〉


冬になると、なぜか家の中で害虫をよく見かけるようになる…そんな経験はありませんか?それは、害虫たちが冬を乗り切るために、あなたの家を頼っているからかもしれません。ここでは、冬に害虫が増える理由を、4つのカテゴリーに分けて詳しく解説します。
1-1.暖房による温度上昇:ポカポカの我が家は、害虫たちのホットスポット

1-2.乾燥した空気:カラカラの室内は、一部の害虫にとって快適空間

1-3.食料の確保:冬眠できない害虫たちは、食料を求めて大移動

1-4.隠れ場所の確保:寒さをしのぐため、安全な隠れ家を探して
害虫たちは、寒さをしのぐために、暖かい場所に身を隠そうとします。壁の隙間、家具の裏、床下、天井裏など、普段はあまり気にしないような場所が、害虫にとって格好の隠れ家となります。これらの場所に潜み、暖房の効いた室内で活動を続けるのです。
2.冬に注意すべき代表的な害虫:暖房の陰に潜む小さな脅威
冬は、害虫たちも寒さをしのぐために、暖かい室内へと侵入してきます。ここでは、特に注意すべき5種類の害虫について、その特徴と注意点をご紹介します。
2-1.ゴキブリ:暖房の恩恵を受ける、冬でも元気な厄介者
ゴキブリは、寒さに弱い害虫です。そのため、暖房の効いた暖かい室内は、彼らにとってまさに天国。冬でも繁殖活動を続けるため、見つけたら早めの対策が必要です。
ゴキブリの特徴

- 暖かい場所を好み、特にキッチンや浴室など、水回りに現れやすい。
- 雑食性で、食品やゴミなど、何でも食べる。
- 繁殖力が非常に高く、短期間で数を増やす。
ゴキブリの注意点
- 食品を汚染し、食中毒の原因となる可能性があります。
- アレルギーの原因となることもあります。
- 見つけたら、早めに駆除しましょう。
2-2.ダニ:暖房と加湿で繁殖、アレルギーの原因に
ダニは、高温多湿な環境を好みます。冬は、暖房と加湿器の使用により、室内がダニにとって快適な環境になりやすいので注意が必要です。
ダニの特徴

- 布団やカーペット、ぬいぐるみなどに潜んでいます。
- 人のフケや垢、食べ物のカスなどを餌にします。
- 死骸やフンが、アレルギーの原因となることがあります。
ダニの注意点
- こまめな掃除と換気で、ダニの繁殖を抑えましょう。
- 布団乾燥機や布団クリーナーの活用も効果的です。
2-3.クモ:益虫だけど、見つけたらそっと外へ
クモは、基本的には害虫を捕食してくれる益虫です。しかし、見た目が気になる方や、大量発生した場合は、対策が必要です。
クモの特徴

- 暖かい室内に侵入し、壁や天井などに巣を作ります。
- ゴキブリやハエなどの害虫を捕食します。
- 種類によっては、毒を持つものもいます。
クモの注意点
- 基本的には放置しても問題ありませんが、気になる場合は、そっと外へ逃がしましょう。
- 大量発生した場合は、専門業者に相談しましょう。
2-4.コバエ:生ゴミや水回りに発生、不衛生な環境に
コバエは、生ゴミや排水溝など、不衛生な場所に発生しやすい害虫です。暖かい室内では、冬でも活発に活動します。
コバエの特徴

- 生ゴミや排水溝、観葉植物の土などに発生します。
- 繁殖力が非常に高く、短期間で数を増やします。
- 食品を汚染する可能性があります。
コバエの注意点
- 生ゴミはこまめに処分し、排水溝は清潔に保ちましょう。
- コバエ用のトラップや殺虫剤も効果的です。
2-5.シロアリ:冬でも活動、家屋への被害に注意
シロアリは、一年を通して活動する害虫です。特に、暖房の効いた暖かい室内は、シロアリにとって快適な環境となり、被害が拡大する可能性があります。
シロアリの特徴

- 木材を食害し、家屋の強度を低下させます。
- 湿気の多い場所を好みます。
- 地中や建物の木材の中に巣を作ります。
シロアリの注意点
- 床下や壁の隙間など、湿気の多い場所を定期的に点検しましょう。
- 木材を地面に直接触れさせないようにしましょう。
- 専門業者による定期的な点検や駆除を検討しましょう。
これらの害虫は、私たちの生活環境を悪化させるだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。早めの対策を心がけましょう。
3.害虫対策の基本:快適な冬を過ごすための3つの心得
冬は、害虫たちが暖かい室内へと侵入してくる季節です。しかし、適切な対策を講じることで、彼らの侵入を防ぎ、快適な冬を過ごすことができます。ここでは、害虫対策の基本となる3つのポイントを、詳しく解説します。
3-1.清潔な環境を維持:害虫の餌を断ち、住みにくい環境を作る

食品の管理
- 食べ残しや生ゴミは、密閉できる容器に入れ、こまめに処分しましょう。
- 食品は、冷蔵庫や密閉できる容器に保管しましょう。
- ペットフードも、出しっぱなしにせず、必要な分だけ与えましょう。
ゴミの管理
- ゴミ箱は、蓋付きのものを使用し、こまめにゴミ出しをしましょう。
- ゴミ箱周辺は、常に清潔に保ちましょう。
掃除
- 定期的に掃除機をかけ、食べカスやホコリを取り除きましょう。
- 特に、キッチンやダイニング、ゴミ箱周辺は念入りに掃除しましょう。
- 水回りは、カビやヌメリが発生しないように、こまめに掃除しましょう。
3-2.侵入経路を遮断:害虫の侵入を許さない、鉄壁の守り

隙間を塞ぐ
- 壁や床、窓枠などの隙間を、コーキング剤やパテなどで塞ぎましょう。
- 換気扇や排水口には、目の細かいネットやストレーナーを取り付けましょう。
網戸の設置
- 窓やドアには、網戸を設置しましょう。
- 網戸に破れや隙間がないか、定期的に確認しましょう。
玄関や窓の開閉
- 玄関や窓は、必要最低限の開閉にとどめましょう。
- ドアや窓の開閉時には、害虫が侵入しないように注意しましょう。
3-3.湿度管理:害虫が好む環境を作らない


害虫は、種類によって好む湿度が異なります。しかし、一般的には、高すぎる湿度や低すぎる湿度は、害虫にとって好ましい環境となります。
換気
- 定期的に換気を行い、室内の空気を入れ替えましょう。
- 特に、浴室やキッチンなど、湿気がこもりやすい場所は念入りに換気しましょう。
除湿・加湿
- 除湿機や加湿器を使用し、適切な湿度を保ちましょう。
- 除湿剤や乾燥剤も効果的です。
水回りの乾燥
- 浴室やキッチンを使用した後は、水分を拭き取り、乾燥させましょう。
- 観葉植物の水やりは、土の表面が乾いてから行いましょう。
これらの対策を講じることで、害虫の侵入や繁殖を抑え、快適な冬を過ごすことができます。
4.害虫の種類別対策:敵を知り、効果的な対策を
害虫の種類によって、効果的な対策は異なります。ここでは、冬に注意すべき代表的な害虫別に、具体的な対策方法をご紹介します。
4-1.ゴキブリ:徹底駆除で、快適な冬を!

ゴキブリ対策
- 毒餌剤: ゴキブリが好む場所に設置し、巣ごと駆除しましょう。
- 粘着シート: ゴキブリの通り道に設置し、捕獲しましょう。
- くん煙剤: 部屋全体に煙を充満させ、隠れたゴキブリも駆除しましょう。
- 侵入経路の遮断: 隙間を塞ぎ、侵入経路を断ちましょう。
- 清潔な環境: ゴキブリの餌となるものをなくし、住みにくい環境を作りましょう。
4-2.ダニ:アレルギー対策で、快適な睡眠を!

ダニ対策


- 布団乾燥機: 定期的に布団を乾燥させ、ダニを死滅させましょう。
- 布団クリーナー: 布団やカーペットに掃除機をかけ、ダニの死骸やフンを取り除きましょう。
- 防ダニ布団カバー: ダニの侵入を防ぐ布団カバーを使用しましょう。
- こまめな洗濯: シーツや枕カバーは、こまめに洗濯しましょう。
- 換気: 部屋の換気をこまめに行い、湿度を下げましょう。
4-3.クモ:益虫だけど、気になる場合は…


クモは、害虫を捕食する益虫ですが、見た目の不快感や大量発生時は対策が必要です。基本的には放置で良いですが、気になる場合は掃除機で除去。粘着シートや殺虫スプレーも有効です。侵入経路を塞ぎ、屋外の巣も除去しましょう。
クモ対策
- 掃除機: 巣を見つけたら、掃除機で吸い取りましょう。
- 粘着シート: クモの通り道に設置し、捕獲しましょう。
- 殺虫スプレー: クモに直接噴射し、駆除しましょう。
- 侵入経路の遮断: 隙間を塞ぎ、侵入経路を断ちましょう。
- 屋外のクモの巣除去: 定期的に家の周りを掃除して、クモの巣を取り除きましょう。
4-4.コバエ:発生源を断ち、快適なキッチンに!


コバエは、生ゴミや排水溝といった不衛生な場所を好んで発生する害虫です。小さな体で繁殖力が非常に高く、一度発生すると大量発生に繋がりやすいです。食品を汚染し、不快感を与えるだけでなく、アレルギーの原因となることもあります。生ゴミは密閉容器に入れ、排水溝は定期的に清掃しましょう。コバエ用トラップや殺虫剤も効果的です。発生源を断ち、清潔な環境を保つことが重要です。
コバエ対策
- 生ゴミの管理: 生ゴミは密閉できる容器に入れ、こまめに処分しましょう。
- 排水溝の清掃: 排水溝のヌメリやゴミを取り除き、清潔に保ちましょう。
- コバエ用トラップ: コバエが好む場所に設置し、捕獲しましょう。
- 殺虫スプレー: コバエに直接噴射し、駆除しましょう。
- 観葉植物の土の管理: 観葉植物の土が湿っていると、コバエが発生しやすくなります。土の表面が乾いてから水やりをしましょう。
4-5.シロアリ:早期発見・早期対策で、家を守る!


シロアリは、家屋の木材を食害する害虫で、放置すると建物の強度を著しく低下させ、倒壊のリスクを高めます。湿気を好み、床下や壁の中に巣を作り、一年中活動します。早期発見が難しく、被害が進行してから気づくことも多いです。定期的な点検と早期対策が不可欠で、専門業者による診断と適切な駆除が必要です。被害が疑われる場合は、速やかに専門家に相談しましょう。
シロアリ対策
- 定期的な点検: 床下や壁の隙間など、シロアリが発生しやすい場所を定期的に点検しましょう。
- 防蟻処理: 木材に防蟻剤を塗布し、シロアリの侵入を防ぎましょう。
- ベタ基礎: 地面からの湿気を防ぎ、シロアリの侵入を防ぎましょう。
- 専門業者への依頼: シロアリの被害が疑われる場合は、専門業者に相談しましょう。
これらの対策を講じることで、害虫の種類に合わせた効果的な駆除・予防を行うことができます。
5. まとめ:冬の害虫対策は、快適な暮らしを守るための必須事項
冬は、害虫たちが暖かい室内へと侵入してくる季節です。しかし、適切な対策を講じることで、彼らの侵入を防ぎ、快適な冬を過ごすことができます。
5-1.冬に害虫が増える理由と対策の総まとめ

5-2.専門業者への相談も視野に
もし、ご自身での対策が難しい場合や、害虫の発生状況がひどい場合は、迷わず専門の害虫駆除業者にご相談ください。専門業者は、豊富な知識と経験に基づいて、安全かつ効果的な駆除方法を提案してくれます。
5-3.冬の害虫対策で快適な暮らしを
冬の害虫対策は、快適な暮らしを守るための必須事項です。この記事が、皆様の害虫対策の一助となれば幸いです。
6.害虫侵入対策・駆除はエム・トレードへ
エム・トレードが現在行っている事業は日々の生活の中で、害獣・害虫被害でお困りのお客様に安心・安全を提供することです。
小さな思いを大切に「誠実さ!」を追及しています。確実な下見と明確な費用・作業内容をご提示し、納得いただいたお客様にご利用いただき、評価をいただいております。害獣でお困りなら、ぜひ一度エム・トレードへご相談ください。