旅館・ホテル・温浴施設・レンタカーなど、不特定多数の方が日々出入りを繰り返している場所では、ノミやダニの発生率は高くなります。
このような場所で、被害にあってしまった場合、お客様からのクレームで賠償問題になったり、SNSで拡散され、経営に悪影響を受けることも少なくありません。
予防も大切ですが、まずはあなたの施設にノミ・ダニがいないかチェックしてみませんか。また定期的に検査と予防することで、お客様からの信頼を得ることもでき、安全で快適に施設を利用していただくことができます。この記事では、ノミ・ダニ発生の原因から、発生時のリスク、検査方法と定期的な予防について解説いたします。

1.ノミ・ダニが発生する原因

1-1.ノミの発生原因

ノミが発生する原因としては、ほとんどが外からの侵入になります。
その原因として犬や猫など家の外と中を出入りしているペットがきっかけとなります。外に出るたびにノミに寄生される可能性があると考えた方が良いでしょう。

家の中ではペットの体表で卵を産み、卵がカーペットに落ち孵化を繰り返し、幼虫がほこりなどをエサにして徐々に増えていきます。
また、ペットを飼っていない人でも外で庭作業をしたり屋外活動をした際に人間の体温などを感知して人間の服につき、そのまま家に持ち帰る事もあります。

1-2.ダニの発生原因

ダニは、人のフケやアカ、カビ、食べこぼしなどの有機物をエサとしています。そのため、これらのエサとなるものが豊富にあると、ダニが発生しやすくなります。

気温25～30℃、湿度60～80％の環境を好みます。これらの環境が整うと、ダニが大量発生する可能性があります。
畳・布団・ベッド・じゅうたん・ぬいぐるみなどの暗く、繊維の多い場所を好むため、ダニの隠れ場所が多くある場合もダニが発生しやすくなります。

2.不特定多数の人が出入りする場所はノミ・ダニの発生が高い

様々な方が訪れる施設のお客様の中には、ペットを飼っている方やノミやダニが寄生している部屋に住んでいる方も訪問されます。そのような方の衣類についたノミやダニが安定した気温で調整されている施設で繁殖を繰り返し、数を増やしてしまう事例も多く発生しています。

3.ノミ・ダニが発生したときのリスク

3-1.お客様の健康被害

ノミやダニに刺されると、かゆみや皮膚炎などの症状を引き起こすことがあります。また、ノミはペストやサルモネラ菌などの病原体を媒介することもあります。

3-2.お客様の満足度低下

ノミやダニが発生していると、お客様は不快感や不安を感じ、満足度が低下します。

3-3.信用の失墜

お客様がノミやダニの被害を受けた場合、クレームや賠償問題になる可能性があります。
また、SNSなどで施設の評判を下げるような書き込みの可能性も考えられ、このような事態が発生すると、施設の信用が失墜し、経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

4.検査方法（有料）

まず粘着カーペットクリーナーで、カーペット・寝具・ソファーなどをホコリや汚れを取る要領で、検査対象を収集します。粘着カーペットクリーナーについた汚れを精密検査し、ノミやダニなどの害虫の種類と汚れなどに分類し、どれくらいの害虫が生息しているかをレポート化しご報告いたします。

5.定期的な検査と駆除・予防が、お客様の満足度アップに

不特定多数の方が出入りする場所では、一時的にノミ・ダニを駆除することは可能ですが、長期的には、定期的な検査と駆除・予防が不可欠となります。一定の期間を決めて、検査を実施し、その内容に応じた駆除と予防対策を行うことで、お客様に安心して施設をご利用いただくことができます。

また、せっかく実施するのであれば、定期的な駆除・予防の実施をお客様に伝え、安心・安全な施設であることをアピールすることでライバルとの差別化にもつながります。

6.お問い合わせはエム・トレードへ

エム・トレードが現在行っている事業は日々の生活の中で、害獣・害虫被害でお困りのお客様に安心・安全を提供することです。
小さな思いを大切に「誠実さ！」を追及しています。確実な下見と明確な費用・作業内容をご提示し、納得いただいたお客様にご利用いただき、評価をいただいております。ぜひ一度エム・トレードへご相談ください。