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害虫・害獣豆知識

害獣が発生しやすい立地(ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマなど)2024年1月29日

害獣が発生しやすい場所は、ある程度特定できます。これから戸建てを新築予定の方や他の家より害獣が棲み着きやすいと感じている方は、必見の記事です。害獣が発生しやすい立地を理解し、対策を立てて大事な家を守りましょう。

1.害獣が発生しやすい立地

1-1.海・川の近く

海や川の近くには虫が多く生息しています。その虫を捕食する害獣もエサが豊富なため、多く集まってきてしまいます。海や川の近くは魅力的な場所で、戸建の候補となりやすい場所ですが、害獣と害虫どちらも発生率は高くなってしまいます。

1-2.森や林の近く

海・川よりもっと多くの虫が森や林には生息しています。害獣にとってもエサや身を隠す場所が多いため、多くの害獣が生息しています。害獣が多く生息しているということは、近くにある戸建ては、侵入されてしまう確率も高くなります。

1-3.空き家が近隣にある場所

全国の半数近くの市町村が過疎化となっており、日本の面積で言えば、国土全体の6割弱の割合となっています。このような地域では空き家が増えており、害獣の格好の棲家となっています。害獣は安全に暮らすことができ、繁殖することができる温かい場所を棲家にするため、人がいない空き家には多くの害獣が生息しています。空き家が近くにある場合、食べ物の匂いや暖かさにつられて、空き家から害獣が侵入してくることも少なくありません。

2.住み着きやすい時期

2-1.ネズミが住み着きやすい時期

ネズミが住み着きやすい時期は、繁殖期ではなくむしろ冬です。ネズミは、寒さを嫌います。ですから寒さをしのげて尚且つ、敵がいない安全でエサの調達がしやすい場所に住み着きやすくなります。屋外で生息しているネズミは、外敵から身を守る為や、定住し営巣する事を目的に、静かで暗くて安全な場所を求めます。

建物の配管の導入口や適当な隙間を発見すれば、そこから容易く室内に侵入することも可能です。数センチの隙間でも通り抜け、いったん建物へ侵入すれば壁の中や天井裏を通路にし自由に行動してしまいます。

2-2.イタチ・ハクビシンが住み着きやすい時期

イタチやハクビシンは、少し寒くなってきた「11月~12月」の冬の季節になると家屋内へ侵入して巣を作ります。暖房を付けると暖かい空気が上昇するため、屋根裏は必然的に快適な空間となるため、巣を作る場所で最も多い場所です。
イタチは3cm程度の小さな隙間、ハクビシンは9cm程度の隙間を通り抜けることができます。屋根と瓦の隙間・床下換気口・配管ダクトの隙間などが、侵入しやすい場所となります。

2-3.アライグマが住み着きやすい時期

アライグマは、冬の時期は冬眠ではなく半冬眠という状態で過ごします。この半冬眠である寒い時期に交尾をおこなう習性があるため、家の中に侵入してきます。
アライグマは器用であるうえに体が柔軟であるため、さまざまな場所を侵入経路として使って家の中に入ってきます。

例えば、屋根の瓦が剥がれていたり、軒下に隙間ができていたりすると、アライグマは容易に屋根裏に侵入できます。また、床下の換気口は空気を循環させるために設けられていますが、これが侵入経路となることもあります。

3.棲み着かせないために

3-1.侵入防止対策

ネズミ・イタチ・ハクビシン・アライグマは、屋根の隙間・壁や屋根の穴が空いている場所・通気口・エアコンダクトの隙間などから侵入してきます。侵入してくる恐れがある場所をホームセンターなどで販売されている動物用のネットや金網で塞ぐことで、侵入を防止することができます。

3-2.害虫予防

害獣のエサとなる害虫を予防することで、害獣の侵入をおさえることができます。
コバエの発生する場所はゴミのニオイが気になるキッチン、ゴミ箱、トイレタンク、観葉植物を育てているプランターになります。ニオイがあったり、じめじめと湿度があったりする場所にコバエは卵を産み付けます。コバエが大量に飛んでいる場所があったら、そこが発生源となっている可能性が高くなります。

発生源となっている場所をしっかり掃除したり、プランターを室外に出したりすることで、コバエの増殖にストップをかけましょう。
蚊の発生を防ぐには、あたりを素早く動き回る成虫よりも、水たまりの中に生息するボウフラを退治することがポイントです。蚊は産卵場所として水辺を選び、池や水田、下水溝、浄化槽、空き缶に溜まった雨水など、ちょっとした水たまりにも産卵します。家のまわりのバケツなどの容器や古タイヤ、雨除けシート、植木鉢の受け皿など水が溜まりそうなところを排除することがポイントです。
家の周りの水場を継続的になくすことは、難しいので発生源となる雨水が溜まっている場所や鉢の受け皿等にスプレーするだけで、ボウフラを駆除し、成虫の発生を予防する殺虫剤を使用し駆除することもおすすめします。

4.まとめ

害獣の習性や特徴と害虫との共存関係を理解し、適切な対策をすることで、害獣による被害を防ぐことができます。しかしながら、棲み着いてしまった害獣の屋根裏・床下の自力での駆除は容易ではありません。害獣駆除や侵入対策のどちらにも詳しい専門業者に依頼することをおすすめいたします。

5.害獣侵入対策・駆除はエム・トレードへ


エム・トレードが現在行っている事業は日々の生活の中で、害獣・害虫被害でお困りのお客様に安心・安全を提供することです。
小さな思いを大切に「誠実さ!」を追及しています。確実な下見と明確な費用・作業内容をご提示し、納得いただいたお客様にご利用いただき、評価をいただいております。害獣でお困りなら、ぜひ一度エム・トレードへご相談ください。

WEBサイト|株式会社エム・トレード

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