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〈家の中の飛び回る虫〉ハエ・コバエ・蚊・カメムシ対策2023年7月27日

どんなにキレイな一軒家でも、ハエやコバエががブンブン飛びまわっていては、気も滅入ってとてもイヤな気持ちになりますよね。また、どんなにステキな内装の飲食店でも、お客様の頭上を虫ががブンブン飛びまわっていてはその美味しさは半減、お客様の足も遠のいてしまいます。写真を撮られSNSであっと言う間に拡散されてしまうこともあります。ハエの発生状況によっては、行政から営業停止処分を受ける可能性もあります。そんな家や店舗を飛び回る虫を「飛来虫」と呼びます。今回は飛来虫の発生源と防止策を紹介いたします。

1.飛来虫の種類

1-1.イエバエ

イエバエは、人が生活している環境に生息し、自然環境ではほとんど存在しません。家屋内に好んで侵入して、特に台所、居間、トイレで多く見られます。
イエバエは孵化後4〜5日で産卵を開始します。1回に50~150個、一生に500個の卵を産みます。卵から成虫まで2週間足らずのため、放置しておくとどんどん数が増えてしまいます。

1-2.コバエ

一般的に、家の中にある食べ物やゴミにたかる小さなハエを見つければ、なんでも「コバエ」と呼んでしまいがちですが、実は「コバエ」はいくつかの種類の総称で、「コバエ」という種類のハエは存在しません。また、ハエの子どもがコバエというわけはなく、れっきとした別の種類です。

【ショウジョウバエ】
赤い眼をした体長2~3mmほどのハエです。台所で見るコバエのほとんどが、このショウジョウバエといわれています。家庭での主な発生源は果物や野菜で、特に腐ってアルコール発酵をし始めた果物は恰好の発生源となります。コバエも卵から成虫まで2週間足らずのため、繁殖力が強い種類といえます。

1-3.蚊

一般的に建物の中で見られる蚊は、アカイエカやヒトスジシマカ(ヤブ蚊)です。蚊は水のあるところに卵を産み付けます。幼虫(ボウフラ)の生息場所が近い場所では蚊の発生率も高くなります。
気温25~30度の場合、アカイエカはわずか10日ほどで卵から成虫になるため、条件が揃えば爆発的に増えることもあります。

1-4.カメムシ

家の中でよく見かける種類としては、アオクサカメムシで、色は緑色をしています。光に集まる「走光性」という性質もあり、窓から漏れる部屋の明かりや玄関灯にも寄ってきます。
大量発生した時には異常とも思えるぐらい何万という数のカメムシが飛来してくる事もあります。家の壁中がカメムシだらけになったり、店舗のネオンなどにたくさん集まってくるといった被害が出てくる不快害虫です。

2.発生時期

2-1.イエバエの発生時期

気温が上昇する4~5月よりみられ、6月~7月が発生のピークとなります。

2-2.コバエの発生時期

コバエは4~11月ぐらいの期間に多く発生します。生息に適した気温は20~30℃、湿度は70%ほどです。気温や湿度などの条件が整えば、長期間にわたって大量発生を繰り返します。

2-3.蚊の発生時期

気温が22〜30℃程度の時に活発に動き、気温が高くなる8月頃に最も多く発生します。

2-4.カメムシの発生時期

梅雨時の6月頃に産卵し、7月位から少しずつ発生、9月から11月にかけての秋に大量発生します。

3.家や店舗内での発生場所の特定と対策

3-1.イエバエの発生場所と対策

餌や水分が補給しやすい場所を好み、そこに卵を産みつけます。 屋内ではキッチンや風呂場の排水口がよく狙われるポイントです。 不衛生なトイレやゴミ箱も代表的な産卵場所になります。
撒くだけの顆粒剤や水に希釈して使用する液剤などを散布することで、ハエの発生(うじ〈ハエの幼虫〉)を根本から防止することができます。


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3-2.コバエ(ショウジョウバエ)の発生場所と対策

発生する場所はゴミのニオイが気になるキッチン、ゴミ箱、トイレタンク、観葉植物を育てているプランターになります。ニオイがあったり、じめじめと湿度があったりする場所にコバエは卵を産み付けます。コバエが大量に飛んでいる場所があったら、そこが発生源となっている可能性が高くなります。
発生源となっている場所をしっかり掃除したり、プランターを室外に出したりすることで、コバエの増殖にストップをかけましょう。

3-3.蚊の発生場所と対策

蚊の発生を防ぐには、あたりを素早く動き回る成虫よりも、水たまりの中に生息するボウフラを退治することがポイントです。蚊は産卵場所として水辺を選び、池や水田、下水溝、浄化槽、空き缶に溜まった雨水など、ちょっとした水たまりにも産卵します。家のまわりのバケツなどの容器や古タイヤ、雨除けシート、植木鉢の受け皿など水が溜まりそうなところを排除することがポイントです。
家の周りの水場を継続的になくすことは、難しいので発生源となる雨水が溜まっている場所や鉢の受け皿等にスプレーするだけで、ボウフラを駆除し、成虫の発生を予防する殺虫剤を使用し駆除することもおすすめします。

3-4.カメムシの発生場所と対策

家の周辺に空き地があり、草などが生え放題という状況はカメムシが生息している可能性が高くなります。近くの空き地や草などをすべて撤去してしまうのは、不可能なため、カメムシに対しては、なるべく家に侵入させない、近寄りにくい対策が必要です。
カメムシが近寄らないように忌避剤を利用する方法が確実なのでおすすめです。スプレーするだけで虫よけ効果があるものや、網戸やガラスに吹きかけ室内への侵入を防ぐタイプなどがあります。

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4.発生場所や対策が効かない時はエムトレードへ

発生場所や対策が分からない。また大量発生してしまった。そんな時は、エムトレードまでご連絡ください。飛来虫の発生場所の特定と再発防止のための対策を確実に実施いたします。

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